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様々な国のコーヒーの飲み方
日本ではブラックコーヒーを飲む人が多いですが、世界では「ブラックは苦くて飲めない」という人もいます。確かにコーヒーは苦い飲み物です。
国によってコーヒーの飲み方は様々です。同じコーヒーなのに何だか不思議に感じます。
抹茶や緑茶も海外では砂糖を入れて飲んだりしますよね?
主観的な意見ではありますが、日本では抹茶や緑茶などの苦味に慣れているから、苦味の奥の旨みを感じるのではないかと思います。
ブラジル
ブラジルのコーヒーは「エスプレッソ」が基本のコーヒーになります。
砂糖をたっぷりと入れ甘いエスプレッソコーヒーを飲みます。
そのため、ブラックコーヒーとアイスコーヒーは飲みません。
トルコ
コーヒー豆を細かく挽いた粉と砂糖で煮出し、カップに注ぎ入れ粉が沈んでから上澄みだけを飲みます。カップの底に沈殿したコーヒーの粉は、飲み干さずに残します。
ターキッシュコーヒーと言います。
そして沈澱した粉の模様から、コーヒー占いをします。
コロンビア
珈琲豆で有名ですが、家庭で飲まれているコーヒーはあまり品質が良くない豆で飲んでいるそうです。良い豆は国外に輸出されるからです。美味しくないので砂糖を入れてコーヒーを飲む人が多いそうです。
小さなカップに注がれたコーヒーを”ティント”、ミルクが入ったコーヒーを”コンレチェ”いいます。
アメリカ
お湯で薄めたアメリカンコーヒーは、アメリカのコーヒーではありません。
アメリカでは浅く焙煎したコーヒーを飲んでいるところから言われ出したらしいです。(諸説あります)
ニューヨーカーはエスプレッソやカプチーノを好んで飲むようです。
イタリア
イタリアといえば「エスプレッソ」の苦いコーヒーのイメージがありますが、砂糖をティースプーン(山盛り)を入れて、2〜3口程度で飲み干すのが本場の飲み方。コーヒーに圧をかけて抽出するエスプレッソは、クレマ/ボディ/ハートという3層からなすエスプレッソが最高とされています。
スウェーデン
浅煎りで酸味の強いコーヒーが主流です。
コーヒーのお供に甘いものを食べるという文化があり、シナモンロールが好まれます。自然にコーヒーを楽しむことを大切にしており、それを”フィーカ”と呼びコーヒーを飲む時間を大切にしています。
イギリス
「紅茶」がすぐに浮かびますが、コーヒーも親しまれています。独特の呼び名があり、ブラックコーヒーは”ブラック”、コーヒーに少しミルクを入れたのを”ホワイト”、逆にコーヒーが少しだけ入っているのを”ラテ”と呼びます。ちなみにドリップは”フィルターコーヒー”といいます。
ロシア
ドリップコーヒーにココアとミルクを入れたカフェモカが有名ですが、さらに卵黄とウォッカを入れて飲むこともあります。寒い国ならではの飲み方です。
またスライスしたフルーツを入れる飲み方もあります。
オーストリア
エスプレッソが主流です。独自のコーヒー文化があり、エスプレッソは”ショートブラック”、エスプレッソのお湯割りを”ロングブラック”、エスプレッソに温かくしたミルクを入れるのを”フラットホワイト”、エスプレッソに温かいミルクの泡を乗せたものを”マキアート”、エスプレッソにチョコレートソース、温かいミルクを入れたものを”モカチーノ”、エスプレッソに冷たいミルク、アイスクリームとホイップクリームを加えたものを”アイスコーヒー”と呼びます。
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